*九 国定忠治は男でござる。
かわいい子分と赤城山で泣き別れ。
男は度胸で女は愛嬌、坊主はお経で学生は勉強、庭で鶯ホーホケキョウ
__寅さんのお得意の「啖呵売」 × ×
シリーズ9作目で吉永小百合がマドンナ役で登場します。公開時は27歳。可憐で清楚です。
渥美清主演の映画「男はつらいよ 柴又慕情」1972年を観る。
監督原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
音楽:山本直純
撮影:高羽哲夫
配給:松竹
・渥美清:寅さん(車寅次郎0
・吉永小百合;高見歌子
・倍賞千恵子:さくら
・松村達雄;車竜造(おいちゃん)
・三崎千恵子:車つね(おばちゃん)
・前田吟:諏訪博 /・沖田康浩:満男
・太宰久雄:タコ社長
・津坂匡章(秋野太作):川又登
・笠智衆:御前様
・佐藤蛾次郎:源公
・宮口精二:高見修吉(小説家=歌子の父)
・佐山俊二:不動産屋
・吉田義夫:夢で登場する親分
・高橋基子:みどり /・泉洋子:マリ
・青空一夜:不動産屋 /・桂伸治:不動産屋
久々に戻った柴又「とらや」。「貸間あり」の札を目にした寅さんは憤慨し、下宿探しを始めたが、不動産屋に案内されたのはなんと「とらや」だった。
またおいちゃんたちと一悶着。旅先の北陸でOL三人組と意気投合し楽しい旅をする。三人組のひとりでどこか寂しげな歌子に、寅さんは心惹かれる。その歌子が「とらや」を訪ねてきたことで色めき立つ……。
不動産屋の佐山俊二がおもしろい。寅さんに案内した物件が「とらや」。周旋料を拒否した寅さんともめて喧嘩になるが、軽妙な演技に笑う。
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2018年9月24日観映 #334
映劇の芸