「添田唖蝉坊・知道展 明治・大正のストリート・シンガー」を観る。横浜・山手の港の見える丘公園内、県立神奈川近代文学館=開催2013年3月2日~4月14日。
演歌たってえ北島三郎や石川さゆりじゃない。
ルーツは明治初期の自由民権運動の演説。政治や社会への批判や風刺が込められた節。
唖蝉坊は壮士節を進化させ、
一般大衆の立場から親しみやすい唄にしたのだよね。
息子の知道はその後継者。
添田唖蝉坊(そえだ・あぜんぼう=1872年―1944年)と知道(ともみち=1902年―1980年)は明治半ばから大正期にかけて巷で流行った演歌の作者・演者で、大衆の人気を誇った。本展では父子の生涯と高い批評性と諧謔(かいぎゃく)に満ちた作品を紹介している。
♪ラメチャンタラギッチョンチョンデ
パイノパイノパイ大正時代に大流行したコミックソング「東京節」。
戦後生まれの草野だが聴き覚えがある。
アメリカの作曲家ヘンリー・クレイ・ワークの「ジョージア行進曲」が原曲で、
添田知道(芸名・添田さつき)が作詞をつけた。
「ストトン節」もなぜか聴いたことがある。
♪ストトンストトンで通わせていまさら厭(いや)とは胴慾(どうよく)な
これも知道の作詞。
「日本春歌考」は大島渚監督の同名映画の着想となった。
荒木一郎主演だったかな。
本展構成
第1部:唖蝉坊流生記第2部:知道流生記
第3部:唖蝉坊・知道と現代
2013年3月12日観覧
美博の館#8
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