※ 幕末の18両って今なら how much ?
横浜・日本大通りの横浜開港資料館で「宣教医ヘボン」展を観る。
ヘボン式ローマ字の創始、日本初の和英辞典「和英語林集成」編纂、翻訳聖書のパイオニアであり、宣教師兼医師であったヘボンの足跡をたどる。
開催=2013年10月18日〜12月27日。
* ジェームズ・カーティス・ヘボン(1815年ー1911年)
米国の宣教医。1859年(安政6年)クララ夫人と神奈川に上陸。1863年(文久3年)居留地39番地に転居。数度の帰国をはさみ33年間横浜に暮らす。明治学院を創設。
展示構成
ヘップバーン家とヘボン
日本への旅・神奈川での暮らし
生麦事件とヘボン
居留地に暮らして
「和英語林集成」の編纂
聖書翻訳に取り組んで
医師ヘボン
学校と教会の創設
ローマ字の誕生
× × ×
ヘボン編纂の日本初の和英辞典「和英語林集成」
初版本の値段は大枚18両だった。
印刷所は日本で見つからず、
上海で1200部刷った。
慶応3年(1867年)に刊行された。
幕末の18両って今の貨幣価値で
How much ?
江戸時代260余年の間で幕末期にはインフレが進んだが、
物価は比較的安定していたそうです。
あんまかみしも(按摩 上下)16文。
二八そば(蕎麦)16文。
上下つまり全身マッサージとそばの値段が一緒となると、
マッサージ代が安すぎだな。
そばの値段はずっと16文で、
幕末になって20文超なったとか。
仮にかけそば1杯20文=500円で換算すると、
1両=4000文だから、10万円。
18両は180万円になっちゃう、ちょっと高すぎか?
でもこの計算式でいけば、
歌舞伎の千両役者が稼ぎ1億円。
これってありだよね。
テキトー換算で正確ではないが、
18両という辞書がとてつもなく高価だったことは間違いなさそうだ。
ヘボン先生の偉業を物語る展示の前で、
下世話にも銭勘定をしておりました f^_^;)。
明治学院創立150周年記念として居留地39番地の「ヘボン邸ジオラマ」などが展示されています。
2013年10月31日観覧
美博の館#32
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