2013年11月3日日曜日

泉鏡花展 : 神奈川近代文学館

♪ 湯島通れば思い出す お蔦 主税の心意気____。

  横浜・山手 港の見える丘公園内の神奈川近代文学館で「生誕140年記念 泉鏡花展ーものがたりの水脈ー」を観る。
  「婦系図」「高野聖」「歌行灯」「天守物語」などの作家と知られる泉鏡花の66年の生涯と作品をたどる。
開催=2013年10月5日〜11月24日。

* 泉鏡花(いずみ・きょうか)=1873年(明治6年)ー1939年(昭和14年)
明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家。尾崎紅葉に師事。


リーフレットの絵に惹かれた。
花魁(おいらん)とおぼしき女性が艶かしい。
Painting by Kuniyoshi Kaneko___
と記されていたので、そっと調べたら、
金子國義さんって有名な画家でした。

本展の泉鏡花も読んだことがない。

なんてえ奴だ f^_^;)。

♪ 湯島通れば、思い出す
    お蔦 主悦の心意気
「湯島の白梅」は知っている。
作詞・佐伯孝夫、作曲・清水保雄。
__別れろ切れろは芸者のときに……
そんな台詞も聞いたことがある。
この歌の原作「婦系図」の作家ですよね、泉鏡花は。

館内に映画「婦系図 湯島の白梅」のポスターを発見。
鶴田浩二、山本富士子の共演。
監督は衣笠貞之助。
1955年大映とあった。

泉鏡花の「婦系図」と、
・尾崎紅葉  (おざき・こうよう)「金色夜叉」(こんじきやしゃ)
・徳富蘆花(とくとみ・ろか)「不如帰」(ほととぎす)
明治三大メロドラマと称する人もいるそうです。

熱海ビーチで貫一はお宮を蹴り倒す。
__今月今夜のこの月を俺の涙で曇らせてやる……
アブナイ貫一が登場するのが「金色夜叉」。


__千年も万年も生きたいわ……
ツルやカメになりたいみたいなことを言う、
結核に侵された浪子が登場するのが「不如帰」。

どの名作も読んでない。
ドラマ化であらすじは知っていると、
読む気にならない、
なんて言い訳だよね 失礼 ペコリm^_^m)。

2013年10月31日
美博の館#33

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