2012年4月12日木曜日

マックス・エルンスト展:横浜美術館

静寂な空間――お気に入り館でひとときの幸せ 
ぶらり散歩の途中で横浜・みなとみらいの横浜美術館に寄った。
「マックス・エルンスト フィギュア×スケープ」展が催されていた。
・開催201247日~624日。

美(術)博(物)館めぐりが好きで、あっちこっちに散歩がてら出没する。
201215回目の館である。
今年最も混んでいたのは、トーハク(東京国立博物館)の「北京博物院200選」。
最も空いていたのが、横美(横浜美術館)の本展だった。

当日、館内で見物するのは34人。
展示係と警備員の人数の方が多かった。
疲れる雑踏なし。
興ざめの私語も、靴音すら聴こえない。
これこそ、好ましい美術館の空間ではないか。
こんなお気に入りの館が近所にある。
小さな幸せを感じるひとときだった。

ただ、美術の知識のない不明を恥じるばかり。
正直いってマックス・エルンストの名さえ知らなかった。
そんな私だから……。
作品は理解できなかった(ポリポリ)。

本展では彼のコラージュ、フロッタージュ、油彩画、版画、彫刻、出版物など、計約130点を展示している。

*マックス・エルンスト(1891年―1976年)
20世紀のドイツ人画家・彫刻家。のちにフランスに帰化。超現実主義(シュルレアリスム)の代表的な画家のひとり。

2012410日観覧

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