2010年6月14日月曜日

菅直人首相と伊勢谷友介

奇兵隊率いた高杉晋作
 菅直人首相が6月13日、出身地の山口県宇部市を訪れた。そこで自らの内閣は長州藩士の高杉晋作にちなんだ『奇兵隊内閣』と強調したそうな。

 菅直人は山口県宇部市出身。父親が山口発祥のセントラル硝子に務めていたという。県立宇部高校から父親の転勤で都立小山台に編入し、東京工業大学理学部応用物理学科に見事合格している。
 最近の総理では珍しく二世議員でなく、市民運動家から出たサラリーマン家庭出身の庶民の宰相である。

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 軍隊といえば江戸幕末にあっても武士階級で組織するのが一般的な考え方だった時代に、高杉晋作は、武士と庶民からなる混成軍を発案し結成した。この戦闘組織を奇兵隊と呼んだ。
 志ある者なら農民も戦士となりえたわけで、封建身分制度の在り方を考え直す新しい思想といっていい。
 奇兵隊は長州の倒幕思想を鼓舞し、新しい明治へ時代を大変換させる原動力となったが、菅さんは政権交代後の日本の舵取りを、郷土の英雄に倣ってみようということらしい。

 さて、どうして菅さんと伊勢谷友介と関係があるのか?
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、高杉晋作役を演じるのが伊勢谷友介なのだ。NHKドラマの「白洲次郎」で、白洲次郎役を演じたエキゾチックなマスクの、あの俳優である。「龍馬伝」には7月から登場予定とか。

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 どちらの高杉晋作さんも、頑張ってほしいという、恐ろしく月並みな言葉で〆たいと思います(大いにテレル)。

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