2009年3月29日日曜日

三国志と三国志演義

レッドクリフ
 「三国志演義」を基にした中国映画「レッドクリフ」Red Cliff Part1をDVDで観る。
 中国の史伝・英雄伝「三国志演義」のなかでも有名な「赤壁の戦い」をジョン・ウー監督が映像化している。主役の名将・周瑜にレオン・リー、彼と友情を交わす諸葛孔明を金城武が演じている。スペクタクルな合戦シーンと織りなす人間模様が見どころ。日本からは中村獅童が武将の甘興役で出演している。絶世の美女、小喬にリン・チーリンが扮しているが、その美しさが光っている。
 後編にあたる「レッドクリフPart2―未来への最終決戦―」は、日本では2009年4月10日に公開される。
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 単に「三国志」という場合は、歴史家である陳寿(233年―297年)が著した史書のことをいう。魏、呉、蜀の三国が覇を競い、曹操・孫権・劉備の将が活躍した時代である。対して「三国志演義」は、明代(1368年―1644年)になって書かれた通俗歴史小説で、作者は施耐庵あるいは羅貫中とされる。
 「演義」をデジタル大辞泉で引くと、
①物事の道理や意味をわかりやすくくだいて説明すること
②中国で、歴史上の事実をおもしろく脚色し、俗語をまじえて平易に述べた小説
とある。
2009年3月22日DVD観

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