★「杉原千畝と命のビザ シベリアを越えて」寿福滋展
横浜市歴史博物館(横浜市営地下鉄センター北駅 徒歩5分)
開催=2016年9月24日〜11月27日
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ナチスの迫害からユダヤ避難民を救った正義の外交官 杉原千畝の業績を追う展示。写真家 寿福滋(じゅふく・しげる)氏の写真でユダヤ人の苦難の旅路をたどっている。
構 成
プロローグ(命のビザ)
1 アウシュビッツ
2 ワルシャワ(ポーランド)
3 カウナス(リトニア)
4 モスクワ(ロシア)
5 シベリア鉄道(ロシア)
6 ウラジボストークから敦賀
7 神戸から上海
8 エルサレム(イスラエル)
9 ニューヨーク・岐阜県八百津町)
10 横浜・鎌倉
エピローグ(人間杉原千畝)
杉原千畝(ちうね=1900–1986)は第2次世界大戦中の1940年7月から8月、リトアニアのカウナス領事館でナチスの迫害を受けたユダヤ避難民に日本通過のビザを大量に大量発給した。外務省の訓令に背く、まさに己の身を賭しての人道的な行為でした。彼により救われた避難民は6000人にのぼる。
・1940年8月3日 ソ連がバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)を併合
リトアニアはソ連の管理下にあり、各国領事館は閉鎖されたが、日本は日ソ中立条約があったためカウナス領事館は業務を行っていた。ソ連から退去を命じられるまで、杉原はビザを発給続けた。
・1940年9月27日 日独伊三国同盟締結
・1941年12月8日 真珠湾攻撃
ビザを持った避難民はリトアニアからモスクワーシベリア鉄道ーウラジオストク(ウラジオボストーク)ー海路ー敦賀。神戸や横浜を経て上海、バンクーバーやシアトルへ渡った。モスクワからウラジオストクまで2週間、敦賀までの海路2日間ととてつもなく長い道のりであったと、本展で知りました。
なかなかの内容ですが、なんと入場無料です。おヒマなら足を運んでも損はありません。
2016年10月20日観覧
美博の館
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