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出 演
・レオナルド・ディカプリオ;ジェイ・ギャツビー
・トビー・マギワイア:ニック・キャラウェイ
・キャリー・マリガン:デイジー・ブキャナン
・ジョエル・エドガートン:トム・ブキャナン
・アイラ・フィッシャー:マートル・ウィルソン
・ジェイソン・クラーク:ジョージ・ウィルソン
・エリザベス・デビッキ:ジョーダン・ベイカー
1922年狂騒のアメリカ。経済の中心ニューヨーク。証券会社で働くニック・キャラウェイはロングアイランドのウェストエッグに引っ越してくる。隣の大邸宅では夜な夜な盛大なパーティーが行われていた。主人はギャツビーという大金持ちだと知る。ある日、ニックはギャツビーからパーティーに招待される。素性がベールに包まれた男ギャツビーから声をかけられ、いとこのデイジーと引き合わせてくれるように頼まれる。
ギャツビーとデイジーは5年前愛し合った仲だった。
ディカプリオのギャツビーにぴったりの配役です。映画が始まってもなかなか尊顔を拝せません。まさに満を持して、大邸宅のパーティでニック(トビー・マグワイア)の前に現れたディカプリオのかっこよさが光る。「第三の男」のオーソン・ウエルズみたいな感じでしたよ。
1920年代はアメリカ繁栄、ジャズエイジとも言われる時代。第一次世界大戦の特需で戦後、株価が高騰し経済成長を遂げ、債務国から債権国に大変貌した。そんな時代に禁酒法を網をくぐって財を築いた人物なんですね、ギャツビーは。儲けて金を湯水ごとく浪費するパーティーは、デイジーへの純愛のためでした。5年前に別れ彼女と逢いたい一心、関心をひくためでした。が、切ない悲恋に終わります。
狂乱の1920年代も1929年にウォール街の株の大暴落で世界恐慌になり、未曾有の繁栄は終焉を迎えます。まるで日本の1980年代から90年代のようなバブルとその崩壊です。
F・スコット・フィッツジェラルド(1896年-1940年)は1925年に「The Great Gatsby」を著しました。
冒頭の映画「雨の朝巴里に死す」(原題 : The Last Time I Saw Paris)1954年公開は、大恐慌後の1930年代パリが舞台となっている。村上春樹訳 「 バビロンに帰る」も原作 Babylon Revisited です。
チャーリーもギャツビーにも哀愁が漂う。
「ギャツビー」のロバート・レッドフォード版は1974年公開し、ミア・ファローがデイジーを演じている。
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