2016年6月30日木曜日

国吉康雄展:そごう美術館

*絵を観るのは昨夏の大原美術館以来だ。
ご無沙汰は腰と頚の脊髄系の病が原因だが、
2月と3月の2度の手術でなんとか立ち直った。
人間の回復力にあらためて感謝する(シミジミ)  ×    ×  










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「国吉康雄展」 Little Girl Run For Your Life
〜少女よ、お前の命のために走れ
@そごう美術館(横浜駅東口そごう美術館横浜店6f)
開催=2016/06/03-07/10

4年前の2012年 横須賀美術館で「国吉康雄展」を観た。「二人の赤ん坊」「ミスターエース(今回は模写が展示)が記憶に残っている。
本展では「こいのぼり」「クラウン」に惹かれた。ただお粗末なことだが、「少女よ、お前の命のために走れ」という副題が理解らないままでしたf^_^;)。

拙ブログ関連
国吉康雄展:横須賀美術館 2012/07/01

国吉康雄(1889年-1953年)が渡米したのは、日露戦争が終わった翌年1906年(明治39年)16歳の時だった。ロシアに戦争で勝ったが、日本経済は疲弊していた。日本人を海外で働かせ外貨獲得をめざす政策を奨励していた。国吉少年も出稼ぎでアメリカに渡った。その後絵を学び画家となり、「フランスの藤田、アメリカの国吉」とまで言われるまでになったという。
あの1920年代の熱狂のパリに旅している。映画「ミッドナイト・イン・パリ」の世界ですよ。
1941年12月8日(米時間12月7日)日本のハワイ真珠湾攻撃で日米開戦となり、敵性外国人という立場になったが、自由と民主主義を守る姿勢を崩さなかった。
後生は美術学生を教え後進の指導にあたった。

2016年6月30日観覧
美博の館

2016年6月24日金曜日

小林信彦「黒澤明という時代」

*5歳の孫が八ヶ岳みやげのオカリナに夢中だ。
『笛吹童子』と言ったら顰蹙(ひんしゅく)を買った。
中村錦之助主演の映画「新諸国物語 笛吹童子」___
1954年東映 / 少年にえらい人気だった ^_^)    ×    ×




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小林信彦著「黒澤明という時代」(文春文庫)を読む。

目  次
第1章  「姿三四郎」で戦時下に登場
第2章  「一番美しく」と「続 姿三四郎」
第3章  民主主義って何だ?ー「虎の尾を踏む男達」と「わが青春に悔いなし」
第4章  「素晴らしき日曜日」と無名の新人
第5章  「酔いどれ天使」ー同時代性の衝撃
第6章  「静かなる決闘」と「野良犬」の陶酔
第7章  幻の秀作「白痴」
第8章  余裕と話術の傑作「生きる」
第9章  「七人の侍」の明暗
第10章  「生きものの記録」をどう観たか
第11章  技巧の極致」ー「蜘蛛巣城」と「どん底」
第13章  「隠し砦の三悪人」と「悪い奴ほどよく眠る」の狭間で
第14章  「用心棒」と「椿三十郎」の微妙な差
第15章  文句なしに面白い「天国と地獄」
第16章  「赤ひげ」は〈集大成〉か
第17章  「どですかでん」までの悪路
第18章  「デルセ・ウザーラ」と幸運
第19章  「影武者」と「乱」ー三船のいない戦国絵巻
第20章  三つの小品」ー「夢」「八月の狂詩曲」「まあだだよ」
最終章  テクニックと〈言いたいこと〉
自分の舌しか信用しないーあとがきに代えて
解説  芝山幹郎

・小林信彦(こばやし-のぶひこ)=デジタル版日本人名大辞典+Plus
1932- 昭和後期-平成時代の小説家,評論家。
昭和7年12月12日生まれ。34年「ヒッチコック・マガジン」の初代編集長となる。38年作家生活にはいり,「虚栄の市」「冬の神話」などの純文学作品や,「大統領の密使」「オヨヨ島の冒険」などのユーモア冒険小説を発表。中原弓彦の筆名で映画・演劇評論も手がけ,48年「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞。平成18年菊池寛賞。東京出身。早大卒。

小林信彦さんは黒澤明との出逢いをこう記している。
  この新人の第一作「姿三四郎」が封切られたのは、あくる昭和十八年の三月二十五日で、ガダルカナル島撤退のあとの暗い世相の中で、それは一つの、明るい事件だった。国民学校四年から五年に進む春休みの中にいる私は、生まれて初めて〈文化的事件〉を経験したことになる。(「黒澤明という時代」原文のまま)
11歳の著者にとっていかに襲撃的だったか、見て取れる。
以来、リアルタイムで黒澤作品を、「生きる」「七人の侍」から晩年まで観続けた。映画評ばかりか昭和の時代を映し出している。

日本橋の商家に生まれた小林さん。街っ子は一人映画館に出入りしていた。かくいう私も15歳も年少だが、10歳ぐらいから映画を観ていた。そんなところ親近感を持った。実は数年前に買った本だが、今まで読めなかった。作品を観ていないと、小林さんが語る内容が理解できず、パラパラめくって積読状態だった。黒澤作品全30作品中の18作品を観て読んだ。観た作品の批評は理解も多少あり面白く読むことができた。

黒澤作品を愛情と厳しさで語っている。
「七人の侍」上映映画館が満員の様子が書かれている。
  トイレに行きたかったが、その空間にもう戻れないので我慢した。(原文のまま)
今までは席が決まっていて「満席」はあるが。「満員」はない。それこそ通路もいっぱいでドアも閉まりにくい状態の映画館を経験しているので、身近に感じました。

黒澤明いや映画ファンにお薦めです。

「黒澤明」観た18作品
「姿三四郎」1943 藤田進 大河内伝次郎 月形龍之介
「酔いどれ天使」1948  志村喬 木暮実千代
「静かなる決闘」1949  三條美紀 志村喬
「野良犬」1949  志村喬 淡路恵子
「醜聞スキャンダル」1950  山口淑子 志村喬
「羅生門」1950  京マチ子 森雅之 志村喬
「白痴」1951  原節子 森雅之 志村喬
「生きる」1952 志村喬 小田切みき 伊藤雄之助
「七人の侍」1954  志村喬 木村功 加東大介
「生きものの記録」1955  志村喬 青山京子
「蜘蛛巣城」1957  山田五十鈴 志村喬
「どん底」1957  山田五十鈴 香川京子
「隠し砦の三悪人」1958  上原美佐 千秋実 志村喬
「悪い奴ほどよく眠る」1960 香川京子 森雅之 志村喬
「用心棒」1961  仲代達矢 司葉子 志村喬
・「椿三十郎」1962  仲代達矢 加山雄三 志村喬
・「天国と地獄」1963  仲代達矢 香川京子 志村喬
・「赤ひげ」1965  加山雄三 山崎努 香川京子 志村喬  ・

2016年6月21日読了
読書の轍

2016年6月21日火曜日

A・ヘプバーン「ローマの休日」

*ファミリー七人 de 八ヶ岳__
ママ(長女)パパ 5歳と2歳の男の孫2人
次女と妻と私_2016/06/18-06/19  1泊の旅。
孫にはいつも癒される。愉しい休日だった。   ×    ×




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オードリー・ヘプバーン主演の映画「ローマの休日」を観る。
ウィリアム・ワイラー監督 / 1953年(日本公開1954年)/
原題 : Roman Holiday /

出  演
・オードリー・ヘプバーン:アン王女
・グレゴリー・ペック:ジョー・ブラッドレー
・エディ・アルバート:アーヴィング

ヨーロッパを親善訪問中の某国の王位継承者アン王女は、最後の滞在国イタリアのローマで過密日程や自由のない生活からストレスがたまり感情を爆発させた。その夜王女は城を抜け出したが、主治医が注射った鎮静剤が効き路傍のベンチで寝入ってしまった。そこを通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョー・ブラッドレーは王女とは知らずにアパートに連れて帰ることになった。

完成度の高いラブロマンス・コメディだ。

オードリー・ヘプバーンはなんてチャーミングなんだろう。美容院で髪をショートカットにするシーン、ジェラートを食べるスペイン広場、真実の口に手を入れたグレゴリー・ペックが抜けなくなり二人で引っ張り出すシーン、ベスパを暴走させるシーン。何度観ても飽きない。おもしろい。

拙ブログ「A・ヘプバーン」関連
「おしゃれ泥棒」2015/09/18
「許されざる者」2015/07/18
「シャレード」2015/02/07
「昼下りの情事」2015/01/03
「暗くなるまで待って」2014/12/10
「ティファニーで朝食を」2014/10/23
「麗しのサブリナ」2014/10/11

×    ×  
星野リゾート系の「リゾナーレ八ヶ岳」泊
宿泊施設内でプール、アスレチック、ショッピング、ワインなど愉しめました。

TV録画
2016年6月21日観映 #180
映劇の芸

2016年6月16日木曜日

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」

*卒論はF・スコット・フィッツジェラルドだった。
代表作に「華麗なるギャツビー」The Great Gatsby。
同級生の小倉のM・Hさんは同世代の作家、
アーネスト・ヘミングウェイを選んだ。    ×    ×    




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ウディ・アレン監督の映画「ミッドナイト・イン・パリ」を観る。
脚本もウディ・アレン / 2011年(日本公開2012年)/
原題:Midnight in Paris /

出  演
・オーウェン・ウィルソン:ギル・ベンダー
・レイチェル・マクアダムス:イネス
・マリオン・コティヤール:アドリアナ

ハリウッドの脚本家ギル・ベンダーは、それにあきたらず小説家をめざしている。1920年代に憧れを抱いていて、婚約者イネスの裕福な両親の出張に便乗しパリにやって来た。偶然遭ったイネスの男友だちの知識を鼻に掛ける態度に興ざめし、夜の街を彷徨うハメに。そのとき彼の前にクラッシック・プジョーが止まり、誘われるままに乗り込むと社交クラブへ。そこはジャン・コクトーのパーティの真っ最中でフィッツジェラルドと妻ゼルダを紹介された。
さらにヘミングウェイやパブロ・ピカソと出逢い、ピカソの愛人アドリアナに惹かれるのだった。

洒落たコメディで愉しめました。

就活で受けた広告代理店の英語面接で、卒論テーマのフィッツジェラルドの話に及び、妻の名前を質問されたけど、失念して答えられなかった。苦い思い出がある。試験? もちろん不合格でした。もう46年も前の話だな。思えば遠くに来たもんだ。
M・Hさんは元気だろうか?

拙ブログ「レイチェル・マクアダムス」関連
「シャーロック・ホームズ」2014/11/25

iTunes
2016年6月14日観映 #179
映劇の芸

イチロー世界一とトップの徳

*もしも王貞治さんがP・ローズ氏の立場だったら、
イチローの日米通算最多安打を称賛するよね、きっと。
舛添要一さんの場合も然り。
トップたるもの器というか徳が大事だな。   ×    ×    








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マーリンズのイチロー外野手が2016/06/15(日本時間17日)、パドレス戦で日米通算最多の4257安打を放ち、ピート・ローズも持つ4256安打の大リーグ記録を抜いた。

日米合算は参考記録に過ぎない。日本プロ野球とMLBの記録は別物だろう。だが、しかし。イチローが世界有数の野球選手だということはまぎれもない。

外電の伝えるところによるとローズ氏はイチローの記録を世界一とは認めないらしい。当然かもしれない。でもね。リーダーはそれらしい振る舞いがほしい。鷹揚に拍手を送ってこそ第一者ってもんだろう。いちゃもんに人間の器が知れるってもんだぜ。つまり徳だ。

舛添さんがやっとこさ辞職することになった_2016/06/15。
結局、人間性を否定したのだよね、都民が国民が。政治手腕や見識じゃなく感情的にNOと判断したわけだ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。あんなチンケな野郎がトップにいることに嫌悪した感がある。

徳(とく)大辞林第3版による解説
・修養によって得た,自らを高め,他を感化する精神的能力。 「 -を積む」 「 -を養う」
・精神的・道徳的にすぐれた品性・人格。 「先生の-を慕う」 「 -の高い人」

実るほど頭を垂れる稲穂かな。

×    ×  
MLB安打記録
1位 p・ローズ(レッズ)4256
2位 T・カッブ(タイガース)4191
3位 H・アーロン(ブレーブス)3771
3000安打は140年の歴史を誇るMLBでも29人しか達成していない。

2016年6月11日土曜日

是枝裕和×阿部寛「海よりもまだ深く」

♪ 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く
   あなたをこれ以上 愛するなんて
   わたしには出来ない
「別れの予感」テレサ・テン     ×    ×    



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是枝裕和監督×阿部寛主演の映画「海よりもまだ深く」を観る。
原案脚本も是枝裕和 / 2016年 /

出  演
・阿部寛 : 篠田良多
・真木よう子 : 白石響子(良多の元妻)
・樹木希林 : 淑子(良多の母)
・小林聡美 : 中島千奈津(良多の姉)
・池松壮亮 :  町田健斗(良多の同僚)
・吉澤太陽 : 白石真吾(良多の息子)
・橋爪功 / リリー・フランキー  / 小澤征悦 /
・ミッキー・カーティス / 中村ゆり /

篠田良多は文学賞を一度受賞したものの、その後は鳴かず飛ばず。取材のためと言い訳しながら興信所勤めをしている。ギャンブル好きで常に金欠状態。母の淑子や姉の千奈津に金をせびる生活をしていた。そんな彼に愛想を尽かした響子は離婚し、一人息子の真吾と暮らしている。一方、良多は響子に未練たっぷりで、真吾を愛していた。
真吾と会える面会日。淑子の団地に集まった良多、響子、真吾は台風が接近し帰れなくなり、一夜を一緒に過ごすことになる。

阿部寛がダメな親父を好演している。
養育費が滞りがちながら、愛する息子にはカッコをつけて上等な野球スパイクをプレゼントしたりする。おかしくて切なくて憎めない奴なんだよね。

随所に台詞が心に響く。
阿部と樹木希林の親子の会話が自然体だ。小説家を目指しているが、うだつの上がらぬ息子に母は、そろそろ潮時と思い語りかける。
「幸せってのはね……何かを諦めないと手にできないものなのよ」

台風の夜、家を抜け出した良多と真吾__親子の会話。
「パパはなりたい大人になれたの?」
「なりたいものになれたかどうかではなくて、なりたいと思う気持ちを持ち続けることが大切なんだ」

元妻の未練を引きずる良多の阿部寛に興信所所長のリリー・フランキーの言葉。
「誰かの過去になる勇気を持つのが大人の男ってもんだ」

是枝裕和さんのメッセージが散りばめられている。舞台は是枝さんが住んでいたという清瀬市の団地。どこにでもあるような家族の日常に優しい目線を注ぎ、立場の違う母、良多、元妻、愛息の心情を描いている。笑いあり涙あり。ただ、ヤマ場のないストーリー展開に物足りなさを感じた。

真吾役の吉澤太陽が離婚したパパとママの間で健気だった。
「パッチギ」パート2に出ていた中村ゆりがチャーミングだ。
質屋のおやじミッキー・カーティスも味があるな。

拙ブログ「是枝裕和」「阿部寛」関連
「海街ダイアリー」2016/01/19
「ふしぎな岬の物語」2014/11/01
「テルマエ・ロマエII」2014/04/29

×    ×  
「別れの予感」=作詞・荒木とよひさ / 作曲・三木たかし

@横浜ブルク13
2016年6月9日観映 #178
映劇の芸

2016年6月7日火曜日

黒澤明×三船敏郎「生きものの記録」

*近所の空き地に囲いができたってね? へぇ〜__
マリノスタウン跡地にアンパンマン・ミュージアム。
日産本社の対面に京浜急行電鉄本社。
再開発の槌音高し横浜みなとみらい。


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黒澤明監督の映画「生きものの記録」を観る。
脚本:橋本忍・小国英雄・黒澤明 / 音楽:早坂文雄(遺作)/ 1955年 /

出  演
・三船敏郎:中島喜一
・志村喬:原田
・千秋実:中島二郎(次男)
・青山京子:中島すえ(次女)
・三好栄子:中島とよ(妻)
・根岸明美:栗林朝子(妾)
・東野英治郎:ブラジルの老人
・千石規子 / 太刀川洋一 / 清水将夫 / 上田吉二郎 /
・藤原釜足 / 小川虎之助 / 中村伸郎 / 左卜全/

米ソ核軍備競争の激化そして1954年に起こった第五福竜丸事件。
町工場を営む財産家の中島喜一は突然、原水爆や放射能の恐怖に襲われ、比較的安全とみられる南米ブラジルへ家族親戚縁者を連れ移住を決意する。しかし、あまりに突拍子もない計画に家族は準禁治産者として裁判にかけた。

・じゅん‐きんちさん【準禁治産】:デジタル大辞泉
心神耗弱(しんしんこうじゃく)者および浪費者、すなわち意思能力が不十分なため、利害関係をもつ重要な法律行為をする場合に不利益を受けやすい者や、前後の見境なく財産を浪費したり借財をしたりする癖がある者に対して、保佐人の同意なしに財産上の行為をすることを禁じた制度。平成12年(2000)民法の改正とともに廃止され、成年後見制度へと移行した。→禁治産 →準禁治産者

昭和30年作品。興行的には不入りだったそうだ。反核映画という地味さもあったのだろうか。タイトルがドキュメンタリーみたいだよね。出来のいい映画だと思う。東日本大震災のよる福島原発事故やオババ米大統領の被爆地 広島訪問があった今、観ると感慨深い。

当時35歳の三船敏郎が70歳の老人役を演じた。若いお妾さんが根岸明美で、そのグータラ親父が上田吉二郎だ。ブラジルの老人の東野英治郎はガングロすぎるな。
三船の次女役 青山京子が新鮮に映る。小林旭の奥さんだよね。

三船敏郎出演の黒澤明作品は16作品をこれですべて観たことになる。
黒澤明×三船敏郎全16作品
「酔いどれ天使」1948  志村喬 木暮実千代
「静かなる決闘」1949  三條美紀 志村喬
「野良犬」1949  志村喬 淡路恵子
「醜聞スキャンダル」1950  山口淑子 志村喬
「羅生門」1950  京マチ子 森雅之 志村喬
「白痴」1951  原節子 森雅之 志村喬
「七人の侍」1954  志村喬 木村功 加東大介
・「生きものの記録」1955  志村喬 青山京子
「蜘蛛巣城」1957  山田五十鈴 志村喬
「どん底」1957  山田五十鈴 香川京子
「隠し砦の三悪人」1958  上原美佐 千秋実 志村喬
「悪い奴ほどよく眠る」1960 香川京子 森雅之 志村喬
「用心棒」1961  仲代達矢 司葉子 志村喬
・「椿三十郎」1962  仲代達矢 加山雄三 志村喬
・「天国と地獄」1963  仲代達矢 香川京子 志村喬
・「赤ひげ」1965  加山雄三 山崎努 香川京子 志村喬


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2016年6月6日観映 #177
映劇の芸