*評判の「アナと雪の女王」(吹き替え版)をBlu-rayで観ました。
松たか子と神田沙也加の歌声は美しい。
でもね、あたしゃ若山彰が心に染みる。
比べるもんじゃありません、だからお前は唐変木てェんだ。
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木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」を観る。
高峰秀子 × 佐田啓二主演 / 音楽:木下忠司 / 1957年
出 演
・高峰秀子:有沢きよ子
・佐田啓二:有沢四郎
・田村高広:野津
・有沢正子:有沢雪野
・仲谷昇:名取進吾
・中村賀津雄:有沢光太郎
・明石潮:石狩灯台長
1932(昭和7)年、燈台守の有沢四郎と妻きよ子は観音崎灯台で新婚生活をスタートする。
佐田啓二と高峰秀子の燈台守夫婦の赴任先が変わるたびに
日本地図で所在地を表示されます。
海の安全を守る仕事とはいえ、
どこも辺鄙な岬のはずれです。
それだけでも苦労がしのばれるのですが、
戦前・戦中・戦後の厳しい時代背景を考えると
よりドラマチックなんだな、燈台守夫婦の歩んだ人生が。
まさに喜びあり悲しみあり、であります。
狂女役の桜むつ子の登場シーンが衝撃的です。
新婚初夜に旅の片付けをするきよ子の前に立ちはだかる。
ぎゃーと悲鳴を上げる。
有沢の先輩の妻で夫の単身赴任や子供の不慮の死で
精神状態がおかしくなったという設定です。
このあたりの物語の緩急のつけ方が絶妙ですな。
「二十四の瞳」で校長役の明石潮が、
石狩灯台長を演じています。
これが木下作品であると確信する雰囲気があります。
高峰秀子も佐田啓二も20代前半から老け役まで演じ、
田村高広も中村賀津雄も仲谷昇も若い ^_^)。
♪ 俺ら岬の 燈台守は
妻と二人で 沖行く船の
若山彰の朗々とした歌唱が耳に残ります。
主題歌「喜びも悲しみも幾歳月」。
作詞・作曲は木下惠介の弟 木下忠司。
水戸黄門の主題歌「あゝ人生に涙あり」の作曲者でもあります。
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2014年8月12日観映 #41
映劇の芸
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