北野武監督の映画「ソナチネ」を観る。
1993年作品 / 音楽:久石譲
出 演
・ビートたけし:村川
・渡辺哲:上地
・勝村政信:良二
・国舞亜矢:幸
・寺島進:ケン
・大杉漣:片桐
北嶋組幹部の村川は、組長の命令で沖縄に助っ人に向かう。南国の島では北嶋組と友好関係にある中松組が阿南組と抗争を繰り広げていた。村川らの出現に争いは激化し、ある日事務所が爆破される。村川と舎弟の片桐、ケン、中松組の上地、良二__生き残った5人は海岸沿いの廃家に身を隠す。
× × ×
この映画が世に出て20年も経っていまさら
北野武は魅力的な映画作家だ__
なんて言ったら「お前バカかっ」と怒られそうですが、
強く惹きつけられました。
作品を完全に理解したわけではなのに。
これって不思議な感覚なんだよね。
身を隠したやくざが廃家を根城に遊びます。
死がだんだんと迫るなか、
紙相撲に花火合戦に落とし穴……
子どもに帰ったような遊びに興じるのです。
こんなシーンを淡々と描いています。
冗漫なんて批評をきっと百も承知で描いているのでしょうね。
こんな姿勢も魅力的なんだよね。
殺し屋で登場したのが、
なんとチャンバラトリオの南方英二(みなかた・えいじ)。
お笑いだけどよく見りゃ怖い顔だな。
髪がまだフサフサしている渡辺哲の沖縄舞踊も一見に値 ^_^)。
映像表現もさることながら、
キャスト選びの眼力も鋭さを感じますなぁ。
それしてもなぜ
「ソナチネ」ってタイトルをつけたのだろうか。
テレビ放映を録画
2014年6月7日観映 #18
映劇の芸
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