2013年7月18日木曜日

アートに生きた女たち展

@名古屋ボストン美術館:日本は男女平等ランキング101位   

 伊勢神宮と熱田神宮へのご利益の旅のついでに、名古屋・金山の名古屋ボストン美術館で「アートに生きた女たち」を観る。  19世紀から20世紀にかけて芸術の世界は男が主流であったが、創作活動を貫いた女性がいた。本展ではボストン美術館所蔵のヴィジェル=ブラン、カセット、オキーフなどの絵画作品、陶磁器、ジュエリーなど79作品を紹介している。開催2013年5月25日〜9月29日。


本展構成  
プロローグ
第1章:女性芸術家の肖像
第2章:芸術におけるパートナーシップ
第3章:女性芸術家と主題
第4章:女性とデザイン
第5章:女性と抽象  

エレン・デイ・ヘレンの《肖像画》が惹きつけられた。
ボーイッシュな女性には、
挑むような視線に強い意志がみなぎっていました。
視線の先は男なのか世間なのか。

戦後強くなったのは女と靴下__
なんて昭和の時代に言っていましたっけ。
女性の地位や立場は向上しているとは思いますが、
世界的にはまだまだ後進国だそうな。

2012年の世界経済フォーラムの調査による
「男女平等ランキング」では日本は101位(135カ国中)。
1位はアイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、
ドイツは13位、18位イギリス、アメリカは22位。
中国69位となっている。
この調査は政治・経済・健康・教育の4分野の男女平等の度合いの評価。
日本は女性議員や女性企業幹部が少ないとか。

・万世一系(ばんせいいっけい):永久に同一の系統が続くこと。とくに皇室についていう(デジタル大辞泉)。
皇室って万世一系で皇位継承してきたのですよね。
天皇の父親をさかのぼっていけば、
神武天皇にたどり着くってことだよね。

天照大神の孫が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、
そのひまご(曽孫)が神武天皇。
ということは天照大神にも‥‥‥。

伊勢神宮、熱田神宮と回ったあとで観た
「アートに生きた女たち」
対照的な世界に足を踏み入れたようでした。

2013年7月12日観覧
美博の館#29

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