2013年1月10日木曜日

高山辰雄・奥田元宋展:山種美術館

視界いっぱいに迫る奥入瀬の紅葉と清流――。

東京・広尾の山種美術館で「生誕100年 高山辰雄・奥田元宋―文展から日展へ―」を観る。高山辰雄(たかやま・たつお=1912年―2007年)/奥田元宋(おくだ・げんそう=1912年―2003年)――ともに1912年(明治45年)6月生まれで生誕100年を迎えての展覧会。開催2012121日~2013127日。

本展構成
1章:高山辰雄と奥田元宋
2章:文展から日展へ
3章:日展の画家と山種美術館

惹かれた作品
・高山辰雄「春を聴く」1979
冬の寒さが残る草原で陽光に暖をとる2羽のハトは春の訪れを聴いているのだろうか。
・奥田元宋「湖畔春耀」1986
   錦秋ならぬ錦春。紅葉と緑の木々の中、1本のピンクの桜が映えていた。
・奥田元宋「奥入瀬(秋)」1983
   鮮やかな紅葉と清流のせせらぎ。視界いっぱいに奥入瀬の秋が迫ってきた。
・上村松園「蛍」1913
   蚊帳を吊っている女の足元に1匹の蛍が漂うように飛んでいる。なんともいえぬ風情。

*文展
 1907年(明治40年)に創設された「文部省美術展覧会」の略称。1946年(昭和21年)に日本美術展覧会(日展)と改称。

201318日観覧
美博の館#1
 
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