「やまてせん」が「やまのてせん」に名称が改まったのは1971年(昭和46年)とか。 いや、ね、列車好きの2歳の孫が初めて「やまのてせん」と言ったのだよね。成長ぶりにちょっぴり感激した。
× × ×
「やまて」と「やまのて」の話を草野の友、「トリ頭」こと戸坂健作にしたら、
――以下、トリ頭のひとくさり。
あーあ、コイのやまてせん~
小林旭の「恋の山手線」では「やまてせん」と歌っていたぞ。
♪上野オフィスの 可愛い娘
声は鶯 谷わたり
懐かしいダジャレソング。
・デ―ト誘いに池袋 ところが男が目白押し
・渋谷顔ではいやですわ 顔は恵比寿にかぎります
あれって柳亭痴楽(4代目)が出典だな。
「柳亭痴楽はいい男。鶴田浩二や錦之助、それよりぐんといい男」なんて、
ガキのころ、一緒に覚えたな。
忘れちゃいまい、おい草野。
佐々木新一の「あの娘たずねて」なんてえのもあった。
♪花の東京の ど真ん中
ぐるり回るは 山手線
あれも「やまてせん」と歌っていた。
もともと、戦前は「やまのてせん」と言ったんだ。
太平洋戦争後、進駐軍がローマ字で鉄道施設に併記を入れた際、
YAMATESEN って書いたのが一般化したのだ。
それが1971年に改称というか元に戻ったのさ。
「やまのて(山手)」の対語は「したまち(下町)」。
東京で「やまのて」といえば、四谷・青山・小石川・本郷……。
「したまち」は下谷・浅草・日本橋・深川……。
「やまのて」は高台、「したまち」は海より。
ちなみに横浜じゃ「山手」と書いて「やまて」さ。
ちなみといえば、鈴木ちなみちゃん。
今、注目のタレントだ。
知ってるか?
スレンダーの可愛い子だぞ。
ウィヒッヒ……。
なにが「ウィヒッヒ」だ。とんでもない方向に話がむかいそうなので、これ以上は無視した。
相変わらずネットかなにかで得た知識を曝け出したに違いない。
なにせ3歩歩けば、モノ忘れするニワトリ並みの健忘症。例によって明日にはケロッと忘れることだろう。戸坂は「鶏冠」(とさか)に通じ、付いたあだ名が「トリ頭」だから、ね……。でも、根は善人。これは60年付き合いのある草野が保証するところである。
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