2012年4月26日木曜日

ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー展

進駐軍/GI/カストリ/パンパン/オンリー

横浜・馬車道の神奈川県立歴史博物館で「ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー 二つの港町の戦後文化」(2012421日~617日)を観る。

太平洋戦争末期に空襲により焦土と化した横浜市街や軍港の横須賀は、敗戦後、アメリカ進駐軍の街となった。彼らがもたらした衣服、食物、音楽、映画――文化を受け入れながら復興の道を歩んだヨコハマ・ヨコスカの二つの港町の昭和20年代、戦後復興を振り返る特別展。資料130点が展示されている。

こんな女に誰がした……
 巷に流れる「星の流れに」のメロディ。
 そんなイメージを終戦直後の横浜や横須賀という街には抱く。
 作詞・清水みのる。作曲・利根一郎。菊池章子が歌い大ヒットした歌謡曲。

川崎の実家近く白塗りの家があった。瀟洒な平屋建て。白いペンキで塗られた柵で囲まれ、その中の庭には芝生が植えられていた。明らかに周囲の日本家屋とは違う雰囲気だった。
 進駐軍の軍用ジープがしばしば横付けされていた。
 「オンリーさんが住んでいるんだよ」
 お袋や近所のおばさんが噂話をするのを聞いたのは、まだ小学校にあがる前のことだった。

#オンリー
 特定の相手(上級将校)のみ愛人関係にあった女性。オンリーさん。

#パンパン・ガール
在日米軍将兵を相手にした私娼(街娼)。パンパン、パン助、洋パン。

#カストリ
 終戦直後の粗悪な密造焼酎。酒粕を原料に蒸留して製造する「粕とり焼酎」が語源。

GI(ジーアイ)
 官給品(govormment issue)からきた言葉。下士官以下の兵隊さん。

本展構成
・序章:焼け跡のなかから
・第1章:ヨコハマ・ストーリー
・第2章:ヨコスカ・ストーリー
・第4章:ジャズの流れる港町

横浜で「原信夫とシャープ&フラッツ」を結成し、国内外で活躍、紅白歌合戦の演奏で知られる原信夫氏と、横浜・野毛で74年の歴史を誇るジャズ喫茶「ちぐさ」にスポットを当てて、資料を公開している。
なみに特別展の英語タイトル――
Special Exhibition
The Reconstruction of Yokohama & Yokosuka
in 1945-55 with Jazz in the background

復興を音楽という文化の視点から探っているだよね。

2012424日観覧

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