三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」(メディアワークス文庫)を読む。
北鎌倉の駅近くにひっそりと佇む古本屋「ビブリア古書堂」の店主は透き通る肌をした美人だが、極度の人見知り。本に関する造詣は深い。その名も篠川栞子(しのかわ・しおりこ)。栞子店主が客の持ち込む本にまつまる謎を解く。
目次
・第1話:夏目漱石「夏目漱石全集・新書版」(岩波書店)
・第2話:小川清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫)
・第3話:ヴィノグラードフ・クンミン「論理学入門」(青木文庫)
・第4話:太宰治「晩年」(砂子屋書房)
・エピローグ
登場人物
・篠川栞子:北鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」店主・五浦大輔:小説の語り手。「ビブリア古書堂」アルバイト。
・篠川文香:栞子の妹
・志田:古書を見つけ転売する「せどり屋」のホームレス
× × ×
2、3か月前、朝日新聞の書籍広告を見て興味を持った本。一度、近所の横浜そごうの紀伊国屋書店で探したが、見つけからなかった。メディアワーク文庫って、コーナーがないのだよね。人気なのに……。
2、3か月前、朝日新聞の書籍広告を見て興味を持った本。一度、近所の横浜そごうの紀伊国屋書店で探したが、見つけからなかった。メディアワーク文庫って、コーナーがないのだよね。人気なのに……。
1週間ほど前になって、文庫コーナーで平積みになっている「ビブリア古書堂―」を発見。続編もあるのですね。早速読んでみたら、軽い筆致で面白い。
美貌の古本屋店主・栞子さんが魅力的ですな。
取り上げた本、夏目漱石の「それから」も、太宰治の「晩年」も読んだことがないが、楽しめる内容でした。本の知識がある人には、より興味がそそられるのでないでしょうか。美貌の古本屋店主・栞子さんが魅力的ですな。
「ビブリオ」biblio とは「書籍、聖書」の意味。「蔵書狂、愛署狂」を指す「ビブリオマニア」とい言葉があるそうな。さて「ビブリア」というのは、「ビブリオ」の形容詞なのでしょうか。
2011年11月17日読了※ランキング参加中。クリックにご協力ください。
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