*シングルファーザー刑事の特殊能力
堂場瞬一の「アナザーフェイス」(文春文庫)を読む。
「鳴沢了」「真崎薫」などに次ぐ新たなシリーズ。その名は「大友鉄」。警視庁刑事総務課に勤める大友は、愛する妻を交通事故で亡くし、息子と二人暮らし。捜査一課から、育児を優先するため異動希望した。学生時代は演劇に没頭した。刑事には稀な優しい面立ち・イケメンとその演技力で、人に警戒心を与えず、心を和ませる特種な能力を持っている。
銀行員の息子が誘拐される事件が起った。元上司で、刑事部ナンバースリー刑事部特別指導官の福原聡介から、大友鉄は特捜本部入りを命じられた。
目次
・第一部:五万人のダミー
・第二部:閉ざされた部屋の中で
・第三部:偽りの平衡
× × ×
鳴沢了も真崎薫も、そして今回の大友鉄も、堂場瞬一さんの主人公は颯爽とした男前が多いようです。シングルファーザーという設定が面白いですな。
特別捜査官の福原聡介や女性記者の沢登有香は今後も大友とからむのだろうか。
2011年4月8日読了
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