*大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(第12回=茶々の反乱)
お茶々さまだけは、
ゆめゆめ手出しなさらぬよう……。
されば、いっそのこと嫁に出すことを考えなされませ。
秀吉の正妻おねを演じる大竹しのぶが夫で岸谷五朗の羽柴秀吉をこう諭した。
茶々・初・江の三姉妹に邪心を抱かぬようにというのは、三姉妹の母である市(鈴木保奈美)の遺言であった。
が、策士の秀吉は「嫁に出す」というおねの言葉にひらめく。
豪華な着物や食事にも手をつけず、茶々らは秀吉に抵抗していた。
茶々(宮沢りえ)でなく江(上野樹里)の嫁入りを画策することになる。江はお屋形様の織田信長とイメージがダブり、秀吉には邪魔者だった。
天正11年(1583年)初夏だった。
× × ×
おね(大竹しのぶ)は側室の京極龍子(鈴木砂羽)と付き合うことができる武将の妻としてできた賢い女性です。夫の秀吉が市(鈴木保奈美)を恋しているのを知っても、ただあきれていましたが、さすがに茶々への邪心は阻止しようと思ったのです。
ところが、秀吉さんはサルもの、江に縁組をして片づけるようとしたのです。老獪(ろうかい)でした(笑)。
秀吉の側近であり、後に徳川家康と天下を争う石田三成(萩原聖人)が美しい茶々に恋心を抱くのは、脚本家・田渕久美子さんの解釈でしょうか。
「命じられれば、そなたはなんでもするのか」と、茶々に言われた三成は、その凛々しさに思慕を募らせていましたな。
秀吉を母の仇と憎む茶々、茶々に邪心ありありの秀吉、茶々を秘かに恋慕する三成、さて今後の成り行きがみものです。
後の徳川二代将軍の秀忠となる竹千代(嘉数一星=かかず・いっせい)が登場しました。家康の三男で、江の三度目の結婚相手ですね。
家康の次男・於義丸を前田健が演じていました。於義丸は家康にうとまれていたのですよね。
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