2011年1月11日火曜日

芦田愛菜ちゃん熱演の「江」

第1回視聴率は21.7%
 なんてたって芦田愛菜(あしだ・まな)ちゃんだった。※敬称略

NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の第1回が1月9日に放送され、平均視聴率は21.7%(ビデオリサーチ調べ関東地区)で瞬間最高は25.8%だった。江を演じるのは上野樹理。初回の視聴率としては、福山雅治主演の「龍馬伝」の23.7%には及ばなかったが、同じ田渕久美子の脚本で、宮崎あおい主演の「篤姫」の20.3%を上回った。

 第1回のクライマックスシーンは、幼い茶々(芦田愛菜)が懐剣を抜き妹の初につきつけ、母親の市(鈴木保奈美)に新たに宿った子を産んでほしいと訴える場面である。「母上がやや子(幼児)を産まぬなら、初を刺し茶々も死にまする」。茶々は涙を浮かべ市に迫る。

 戦国の世。琵琶湖を望む美しい北近江小谷の地に城を構える浅井(あざい)家。絶世の美女と誉れ高い織田信長の妹・市は浅井家に嫁ぐ。天下取りをめざす信長の意をくんだ政略結婚だったが、次第に市は当主・長政の人柄に惹かれていく。長女・茶々、次女・初を儲ける。が、平穏な幸せは続かず、やがて織田家と浅井家に争いが起る。
 姉川の戦を経て3年、織田兵に浅井の小谷城は包囲され、敗色が濃くなる。そんな状況で、お腹の子と死を決意した市が幼い茶々の説得に思い止まるのだった。
 そして……。秀吉率いる織田勢が包囲する小谷城に産声が響く。浅井家の三女・江の誕生であった。

×  ×  ×

 芦田愛菜ちゃんの涙ながらに市の鈴木保奈美に迫るシーンは熱演だった。注目のドラマ「江」第1回は、彼女のひとり舞台といえましたな。今年4月に小学生になる6歳とは思えぬ感情表現にただただ感心しました。無駄に馬齢を重ねる当方とはエライ違いだわい(笑)。
 
 芦田愛菜ちゃんの次に目についたのは、足利義昭の和泉元彌。足利幕府最後の将軍で、権威を失い信長に追い出される惨めさが伝わってきました。彼の母上は『セッチー』こと節子さんっていったっけ。亀井静香にちょっと見、似ているよね。余計なことを……。失礼しました(ペコリ)。

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