2008年2月27日水曜日

スチャラカ社員:気紛れ記

 「スチャラカ社員」って知っていますか?

×  ×  ×

 映画「明日への遺言」(小泉尭史監督)の記者会見での藤田まこと富司純子を、テレビは映し出していた。ふたりは、級戦犯として戦後軍事裁判にかけられる岡田資中将とその妻を演じている。2008年3月1日封切。
 
×  ×  ×

 さて、「スチャラカ社員」だ。1961年(昭和36)から1967年にかけて日曜日の昼にテレビ放送されたドタバタ・コメディである。
 中田ダイマル(1913年―1982年)・ラケット(1920年―1997年)が主役のグータラ中堅社員役、社長はミヤコ蝶々(1920年―2000年)で、若手社員に藤田まこと、美人のOLに長谷百合というキャストであった。藤純子(後の富司純子)はその会社に新しく入社してきて、長谷百合が番組に出なくなり、職場の華が藤純子にとって替わった、と記憶している。

 藤田まことが長谷百合を「ハセく~ん」と、言葉を伸ばして言う呼び方や、課長役の人見きよし(1930年―1985年)の「ほんと、ちい~とも知らなかったわぁ」が流行った。
 給仕の少年役は白木みのるだった。

 藤純子は途中で映画出演に追われ、出演しなくなったが、登場した彼女の容姿は目を見張るものがあった。まだ十代(高校生)だったろう。まさに「栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し」である。後年、東映を支えた「緋牡丹博徒」の矢野竜子役の颯爽たるさまは、実に美しいかったなぁ。

 というわけで、藤田まことと富司純子の映画共演から「スチャラカ社員」に思いを馳せたという次第である。
 あれから50余年――歳月流るる如し。

1 件のコメント:

  1. イーハトーブのクーボー大博士の合金設計理論はトランプエレメントが活用できる、素晴らしい合理論ですね。火山局の弟子入したエンジニアたちきっとビジネスモデルの花は咲くことでしょうね。

    返信削除