2016年1月13日水曜日

池井戸潤「下町ロケット2 ガウディ計画」

*「SMAP分裂・解散ニュース」は朝一番の衝撃でした。
日刊スポーツとスポーツニッポン2紙が伝えました___2016/01/13。
1980/10/21長嶋茂雄監督解任クラスの激震度です。
あのときも上記のスポーツ2紙のスッパ抜きでしたな。    ×    ×














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池井戸潤著「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)を読む。

目  次
第一章 ナゾの依頼
第二章 ガウディ計画
第三章 ライバルの流儀
第四章 権力の構造
第五章 錯綜
第六章 事故か事件か
第七章 誰のために
第八章 臨戦態勢
第九章 完璧なデータ
第十章 スキャンダル
第十一章 夢と挫折
最終章 挑戦の終わり 夢の始まり

ロケットエンジンのバブルシステムの開発により倒産危機を乗り越えてから数年____佃製作所はまたしても窮地に陥っていた。
量産を約束していた日本クラインとの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジン開発ではNASA出身の椎名社長率いるサヤマ製作所とのコンペを余儀なくされる。コンペに敗れれば、帝国重工との取引を失い経営上の大打撃となる。
そんな折、かつての佃製作所にいた真野から「ガウディ」という心臓に埋め込む人工弁の開発依頼が持ち込まれる。

TVドラマを観ていた。
土屋太鳳ちゃん、本じゃ出てこないんだよね、阿部ちゃんの娘役。
女優さんがいないとドラマは寂しいから花を添えるキャスティングなのだろうか。
原作とドラマは違うからね。

前作の「下町ロケット」と同様で痛快です。
中小企業の技術屋が驕れる大企業、白い巨塔の鼻を明かす。
勧善懲悪パターンは池井戸潤さんの十八番(おはこ)かも。

あたしゃ佃航平が次郎長親分に見えてきたよ。
佃製作所は清水一家です。
経理部長の殿村と技術開発部長の山崎が大政と小政だな、さしずめ。

拙ブログ「池井戸潤」関連
「銀行総務特命」2014/03/20
「下町ロケット」2013/12/02

2016年1月11日読了
読書の轍
 

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