2014年10月13日月曜日

宮部みゆき「ペテロの葬列」

*笠智衆(周吉): 欲を言えばきりがないが、まあええ方じゃ……。
東山千栄子(とみ): ええ方でさあ。 わたしら幸せでさあ。
小津安二郎作品「東京物語」で老夫婦が語らうシーン。
誕生日祝いではしゃぐ孫に想いをダブらせました。  ×    ×  













宮部みゆきの「ペテロの葬列」(集英社)を読む。
杉村三郎シリーズ第3作。
小泉孝太郎主演でTBS系ドラマ「名もなき毒」に続き放送された。

今多コンツェルングループ広報室に勤める杉村三郎は、編集長の園田瑛子と房総に取材に出るが、その帰途バスジャックに遭う。人質は運転手を含め7人。犯人の拳銃を持った老人は「警察を呼んでください」といい、人質に慰謝料をわたすと約束する。そして警察には自ら悪人という3人を連れてくるように要求した。

ぶ厚い単行本で遅読もあり1ヶ月余かかりました。
丁寧な描写で物語に引きずり込まれました。

「誰か」「名もなき毒」同様に
人間の心に潜む悪意を扱っています。

思いがけない悪意が最後に待っています。

実はドラマを欠かさず観ていました。
杉村三郎役は小泉孝太郎がぴったしはまっています。
前作同様ドラマは面白かったが、
視聴率は10%以下だったようです。
TBSの回し者ではないけど
もっと見て欲しいなぁ。

いつも事件に巻き込まれる杉村三郎は、
次回作では本物の探偵になっているのだろうか。

拙ブログ「杉村三郎シリーズ」関連
・「誰か Somebody」2013/08/15
・「名もなき毒」 2013/08/22  

2014年10月10日読了 #10
読書の轍

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