2011年12月31日土曜日

「虹を」と「夜明けのスキャット」

照屋実穂と由紀さおりがシンクロ


あっという間に大晦日。
年のせいか時の流れが速い。
♪あの手この手の 思案の胸に
やぶれ長屋で 今年も暮れた
浮かぶ歌も村田英雄の「王将」と古い奴。作詞は西條八十、作曲は船村徹と大御所ですな。

 今年は大震災の年でした。エレベータで被災したときは死ぬかも……呑気な私も一瞬かすめました。横浜であれほど揺れたのですから、被災地の東北の人たちはとんでもなく怖い想いをしたのでしょうね。

巨大津波が襲いました。
 さらに追い打ちをかけた福島の原発事故。
 8月に福島に被災見舞いに行きました。義息の実家です。温かい人情に触れました。

何度か聴いていて心地よく心動かされたのは、「虹を」です。照屋実穂さんって歌手を初めて知りました。映画「フラガル」の劇中歌ということも。
 遅ッ、といわないでくださいな。時代遅れの団塊世代です。
あの伸びやかな、そして澄んだ高音が心に響いたのです。

 被災後、営業できなくなった福島・常磐ハワイアンセンターの踊り子さんたちが復興キャンペーンで全国行脚していたとき、テレビで流されていました。
 ♪名もないような花が
 いのちふるわせて 咲いている
 この歌詞がフラガール達の現状とオーバーラップしてきて、グッとくるのでした。

「虹を」と「夜明けのスキャット」が私の耳のなかでシンクロしました。
 そうです。あの由紀さおりさん。「ブルーライト・ヨコハマ」や「マシュケナダ」など1969年の内外のヒット曲を収録した「1969」が、今年海外で人気を集めました。快挙、喝采の由紀さんも実に澄んだ美声ですよね。
 ♪愛し合う ふたりの
  時計は止まるの
 40余年のときを超えて照屋実穂さんと由紀さおりさんの歌声が重なったのでありますな。
 徒然とそんなことを想いながら、年を越します。

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2011年12月24日土曜日

CMが懐かしさに誘う

お金持ちそれとも貧乏絵描き
Doris Day
 テレビ画面に映し出された文字が妙に懐かしさを誘います。
 綾瀬はるかの出ている日本生命のテレビCMです。流れる曲が、まさにドリス・デイの歌う「ケセラセラ」。

ガキのころよく耳にしました。雪村いづみやペギー葉山がカバーしていたっけ。
♪あたしがお嫁に行く人は どんな人
    お金持ち それとも貧乏絵描き

「ケセラセラ」って「なるようになる」って意味なんだ。なるほど……と思ったものです。
 映画主題歌なのですね。アルフレッド・ヒチコック監督の「知りすぎていた男」。1956年、昭和31年の作品です。ジェームズ・ステュワート主演のサスペンスで、ドリス・デーは彼の夫人役だったそうです(残念ながら観ていません)。

×  ×  ×

 昭和31年の日本歌謡界では
・三橋美智也の「リンゴ村から」
  ♪おぼえているかい 故郷の村を
   たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた

・鈴木三重子の「愛ちゃんはお嫁に」
  ♪でしゃばりお米に 手を引かれ
  愛ちゃんは太郎の 嫁になる
などがヒットしました。

メルボルン五輪が開催され、古川勝(水泳・平泳ぎ200M)、笹原正三(レスリングフリースタイル・フェザー級)らが金メダルを獲得しました。日本が国際連合の加盟国となった年でもあります。

「ケセラセラ」から遠い昭和31年へ想いが飛びました。9歳、小学4年生でしたな。

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2011年12月22日木曜日

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖2」

はて福田定一ってどなたの本名でしょうか?
 三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常」(メディアワークス文庫)を読む。古書と人間の関わりを解くビブリオ(書籍)ミステリー第2弾。














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 ふとした事件で知り合った高校生の奈緒が持ち込んだ妹の「時計じかけのオレンジ」の読後感想文にまつわる秘密を解き明かす第1話。「福田定一」とは誰か? 歴史小説の大家が無名時代に本名で発表した作品を扱った第2話。第3話は、「足塚不二雄」の漫画にまつわる秘密。「足塚」は「手塚治虫」のもじりか。「不二雄」といえば、「藤子不二雄」が思い浮かぶが……。
 そしてプロローグとエピローグで失踪した篠川栞子の母親のことが徐々に明らかになる。

目次
・プロローグ 坂口三千代「クラクラ日記」(文藝春秋)
・第1話 アントニ・バージェス「時計じかけのオレンジ」(ハヤカワNV文庫)
・第2話 福田定一「名言随筆 サラリーマン」(六月社)
・第3話 足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」(鶴書房)
・エピローグ 坂口三千代「クラクラ日記」(文藝春秋)・Ⅱ

×  ×  ×

 栞子さんには母親に対する複雑な思いがありますな。美貌と古書の知識と、栞子さんは母親とそっくりなのです。その母親にまつわる古書は坂口三千代の「クラクラ日記」ですが、三千代は坂口安吾夫人で、安吾の死後に銀座に出したバーの屋号、「クラクラ」はフランス語で「野雀」の意味だそうです。
20111219日読了

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2011年12月18日日曜日

再興第96回 院展:そごう美術館

後藤純男「新雪大和」・松村公嗣「晨朝」・小田野尚之「向島遠望」
 横浜東口のそごう美術館で「再興第96 院展」(20111215日~28)を観る。再興院展は1914年以来続く日本美術院による日本画公募展。本展では同人作品32点、受賞作品、神奈川県出身・在住作家の入選作品など90点を展示している。

・新雪大和:後藤純男
 古都の寺院に新雪が降り積もり、白銀の世界。
 来年12日から同館で「後藤純男美術館開館15周年記念」展が開かれる。

・晨朝(じんちょう):松村公嗣 
 夜明け前。月あかりのあたり一面は静謐な群青の世界。星のように輝くように咲く朝顔。蔓の先にとまるカマキリ。

・向島遠望:小田野尚之
 尾道の浄土宗の山門越しに尾道水道と対岸の向島が見える。青い海に浮かぶ船。詞書には白昼夢のようだったとありました。

×  ×  ×

 大震災をモチーフにした作品が散見されました。今年の院展の特徴でしょう。描かねばならぬ想いに駆られた画家が多くいたのでしょうな。
20111217日観覧


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2011年12月13日火曜日

宮部みゆき「火車」


休職中の刑事が謎の美女を追う。

 宮部みゆきの「火車」(新潮文庫)を読む。


 強盗犯の逮捕時に撃たれ負傷し、休職中の刑事・本間俊介のもとに、亡くなった妻の親戚で銀行員の栗坂和也から厄介な頼みごとが持ち込まれた。失踪した婚約者・関根彰子を探してほしいとの依頼だった。

 和也がクレジットカードを持っていない彰子にカードを勧めたところ、審査段階で自己破産者と判明した。彰子にことの真偽を質すと、翌日彰子は身の回りを整理し姿を消していた。





 休職中で公に刑事を名乗れない本間が捜査を始めた。彰子の勤め先で履歴書をみて、彰子の美貌に驚いた。仕事もそつがないという。次に自己破産の手続きをした弁護士を訪ねると、水商売をしており顔の特徴は八重歯だという。会社と弁護士事務所での彼女の容貌や性格に、本間は違和感を抱いた……



登場人物

・本間俊介:休職中の捜査一課刑事

・本間智:本間の息子

・井坂恒男:本間の隣人

・碇貞夫:本間の同僚刑事

・栗坂和也:本間の遠縁の銀行員

・関根彰子:自己破産した女性

・新城喬子:偽の関根彰子。

・本多保:彰子の幼なじみ



×  ×  ×



これぞ本格派の傑作ミステリーです。

最近、軽い筆致の推理モノ「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉)や「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延)などを読んでいますが、それらと比較して骨太で重厚です。

これは、きっと社会背景から来ていると思います。

「火車」は1992年バブル崩壊時の作品です。消費者金融やカード破産が社会問題化したころ。小説でも、都会生活に夢抱きカード破産した独り暮らしの女性、マイホームを夢見てローン地獄となり一家離散した家族、借金に追いたてられ婚家を去った女性――文字通り借金に『火の車』の人たちが描かれています。そこには時代が活写されているのですな。



タイトル「火車」は「かしゃ」と読みます。冒頭に「火がもえている車。生前に悪事をした亡者をのせて地獄に運ぶという。ひのくるま」と説明がありました。出典は室町前期の私家集の「拾玉集」だそうです。

井坂が本間に「火車」の古歌を引用し語っているシーンがあります。

――「火車の、今日は我が門を、遣り過ぎて、巡りゆくらむ」



 1993年山本周五郎賞受賞。

20111212日読了




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2011年12月10日土曜日

高嶋政伸の怪演 笑っちゃうぜ

プライド高いが病的に神経質な医者役で新境地
テレ朝のドラマ「ドクターズ最強の名医」の高嶋政伸がバカに面白い。主演の沢村一樹も好演ですが、主役を食う怪演ぶりです。
パッとしない二流病院を沢村一樹の天才外科医・相良が改革し、名の通った名病院に仕立てる物語です。高嶋政伸は外科医の森山先生で、なにかと病院の改革を目指す沢村一樹の相良と張り合う役です。彼は堂上総合病院の院長(野際陽子)と親戚関係にあり、病院での立場は強い。が、プライドが高く、それでいて病的に神経質な面があり、精神面が弱い。そんな役柄を、過度にコメディっぽく演じています。それが面白く、笑っちゃうのですな、毎回。
 ところが次週1215日(木)放送が最終回(9回目)です。もう終わっちゃうのは、残念ですな。

 高嶋ですが、今春放送した草剛主演の「冬のサクラ」(TBSテレビ)でも、嫉妬深い今井美樹の夫で医者役を好演していました。どうやらあの役で新境地を掴んだと看破するのですが、どうでしょうか。

「ドクターズ」の脚本は福田靖さんなのですね。昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の原作脚本を手掛けています。また、「HERO」「ガリレオ」「CHANGE」などフジテレビのドラマで、木村拓哉や福山雅治の主演ものを書いています。さすが、ツボを得た作りですな。


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2011年12月3日土曜日

瀬川貴次「波に舞ふ舞ふ 平清盛」

大河ドラマ「平清盛」の基礎知識に絶好
瀬川貴次の「波に舞ふ舞ふ 平清盛」(集英社文庫)を読む。
 若き日の清盛、19歳から時子との再婚までを描く。


目次
・一 厳島幻想
・ニ ホトトギス鳴く
・三 奇跡の宮
・四 行きかう空
・五 告白
・六 帰るところ

×  ×  ×

 来年2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」と知り、読もうと思いました。平安時代の歴史は無知なので、よい勉強の機会にするつもりでした。
 清盛が出生の秘密を知り、苦悩する若き日を描いています。歌に通じた親友の佐藤則清が登場します。不明を恥じますが、後に出家して西行になることを初めて知りました。
清盛が白川法皇のご落胤説、西行の出家の動機説、
・待賢門院彰子
・祇園女御
・平忠盛
・時子
など大河ドラマの基礎知識や登場人物を知るのにお薦めですぞ。
20111130日読了

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2011年12月1日木曜日

大河は「江」から「平清盛」へ


大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(第46・最終回=希望)

殿。鬼になられませ。

徳川家のために退けるものを躊躇(ちゅうちょ)なさいますな。

本多正信(草刈正雄)は秀忠(向井理)に遺言を託した。

元和2年(1616年)家康の後を追うように息を引き取った。



 秀忠は幕藩体制の確立・強化のため続々と改易を実行した。

・松平忠輝(実の弟)

・松平忠直(兄・結城秀康の子で三女・勝姫の夫)

・福島正則(関ヶ原の功労者)

・本多正純(秀忠の側近・本多正信の子)

 かくして戦国乱世は幕を完全に閉じ、家光への地盤を固め、徳川時代260余年の礎を成した。



×  ×  ×



大河ドラマ「江」も最終回、江(上野樹里)の望んだ泰平の世を築き大団円となりました。演技で目立ったのは、家康の北大路欣也と信長の豊川悦司でした。歴史年表を見るが如く展開するドラマですから、なかなか人物の描写は難しいと思いますが、二人は重厚で存在感がありました。

2012年からは「平清盛」。清盛役は松山ケンイチ。

さらに再来年は綾瀬はるか主演の「八重の桜」が決まっているそうですぞ。




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2011年11月29日火曜日

名将・西本幸雄~悲運が始まった日

永田雅一オーナーの采配批判にキレた。
プロ野球の阪急、近鉄の監督として活躍した西本幸雄さんが20111125日亡くなった。91歳だった。8度のリーグ優勝を達成しながら、日本シリーズでは一度も優勝したことがなく、「悲運の名将」と呼ばれた。

※以下敬称略

×  ×  ×

それが悲運の始まりだった。
1960年(昭和35年)1012日(水)川崎球場。大洋ホエールズ対毎日大映オリオンズの日本シリーズ第2戦。

1戦はセリーグの覇者、大洋エース秋山登がミサイルと異名をとる強力打線の大毎を散発5安打に抑え完封勝利を収めた。大洋先勝をうけた第2戦は、6回に榎本喜八の2ランホームランで大毎が先制したが、その裏桑田武の適時打などで同点、さらに7回鈴木武の適時打で大洋が32と勝ち越した。
そして8回表。1点を追う大毎は、先頭坂本文次郎が三塁前のセーフティ・バント安打で出塁した。続く田宮謙次郎のときに土井淳の捕逸で坂本が二塁進塁。田宮が四球を選ぶ。榎本の送りバントで1死ニ、三塁。ここで大洋監督の三原脩は2番手左腕の権藤正利を諦め、エースの下手投げ秋山をマウンドに送り、山内一弘を敬遠し、谷本稔と勝負する作戦に出た。
1死満塁。ここで監督の西本幸雄が仕掛けた。
谷本が1球ファールの後、西本はスクイズのサインを出した。谷本はバントを敢行したが、打球は捕手土井の目の前に。転がりが小さかった。捕球した土井は走り込んでくる三塁走者の坂本にタッチ、すぐさま一塁へ送球し併殺となった。8回の絶好機を逸した大毎は9回秋山の前に三者凡退し、シリーズ2連敗を喫した。

さて、第2戦の試合後である。
西本は反省会を兼ねコーチ連と夕食をともにしていたとき、電話が鳴った。電話の主は球団オーナー永田雅一だった。永田が会食の場所など知るはずもない。現場に詳しいスカウトの青木一三ら側近があれこれ電話し突き止めたようだ。
永田の電話の内容は要約すると、ミサイルといわれる強力打線の大毎が好機になぜスクイズのサインを出したのか、采配への批判だった。
「打線の状態は自分が熟知している。ご安心ください」と西本は初め聞き流していたが、連敗に虫の居所が悪い永田も口が滑った。
「なんてアホな作戦だ。バカヤロー」
「バカとはなんですか。取り消してください」
西本は頑固である。
永田はワンマンである。
売り言葉に買い言葉――こんなやりとりと推測する。
そして気まずい沈黙の後、電話は切れた。

結局、別当薫の後を受け監督就任1年目、40歳の西本は、ミサイル打線の本領を発揮しないままズルズルと4連敗し、巨人、西鉄、大洋と3球団で優勝を経験している48歳の三原の前に屈した。
 西本は限りなく解任に近い辞任というカタチで大毎を去った。

前年のリーグ最下位から優勝し、シリーズ下馬評不利を覆し日本一に輝いた三原采配は「魔術」と称えられた。そして第2戦のスクイズ失敗は、後々1960年日本シリーズ勝敗の分岐点と、論評されたのだった。

 以来、「悲運」がつきまとう。8度のリーグ優勝を達成しながら、日本一に輝くことは一度もなかった。
1960年 大洋04敗大毎(三原脩)
1967年 巨人24敗阪急(川上哲治)
1968年 巨人24敗阪急(川上哲治)
1969年 巨人24敗阪急(川上哲治)
1971年 巨人14敗阪急(川上哲治)
1972年 巨人14敗阪急(川上哲治)
1979年 広島34敗近鉄(古葉竹識)
1980年 広島34敗近鉄(古葉竹識)
川上哲治率いる巨人の不滅の大記録V9の前に敗れ去ること5度。このあたりも運のなさを感じせざるを得ない。
プロ野球ファンの記憶の鮮明なのは1979年の日本シリーズ。あの「江夏の21珠」だろう。33敗で迎えた第7戦。スコア341点を追う9回裏、1死満塁で、石渡茂にスクイズのサインを出すが、江夏に見破られ三塁走者・藤瀬史朗は狭殺。石渡も三振に倒れゲームセット。万事休す。この場面は、ノンフィクション作家の山際淳司の作品に詳しい。

まさに、1960年の大毎時と同じような場面で……。またしてもスクイズ失敗。悪夢は繰り返された。監督は勝つことに命懸けになる。だが、しかし、信念を貫き勝つことが彼の流儀だったのではないか。
19601012日――名将・西本幸雄の悲運の歴史が始まった。

×  ×  ×

西本幸雄の悲運が始まった日は、浅沼稲次郎暗殺事件が起っています。
日比谷公会堂で演説中の日本社会党委員長・浅沼稲次郎が、17歳の右翼少年・山口ニ矢(おとや)に暗殺された。昭和史に残る事件でした。

浅沼さんの事件は同日午後35分ごろに起っていますが、西本さんの運命の分岐点、あの8回の場面のその頃と推測されます。資料を見ますと、日本シリーズ第2戦は午後1259分にプレーボール、試合時間は2時間29分でした。8回の大毎の逸機後は、8回裏の大洋と9回表の大毎の攻撃がありますが、大洋は2安打し打者5人、大毎は3人凡退でした。となると、30分もかかりませんよね。だとすると……。
西本さんと浅沼さんとの奇妙な関係。遠い昭和に想いを馳せてみました。

 
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2011年11月23日水曜日

洒落にならない逆さ言葉

*「ダンシがシンダ」は逆から読んでも……
 不世出の噺家さん、立川談志師匠が亡くなった――訃報が23日、飛び込んできた。75歳という。
 バチあたりにも、「ダンシがシンダ」は逆から読んでも「ダンシがシンダ」だぜ、なんて言って遊んでいたっけ。「じゃ、『マカオのオカマ』はどうだい?」
逆さ言葉遊び。「竹やぶ焼けた」などを回文というそうな。
今は洒落になりゃしないよ。

詳報は新聞テレビなどにこれからワンサと出るでしょうが、まずは、めったにお目にかかれない達者な噺家の死を心から哀悼します。

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